藤森二郎
1956年 東京都目黒区生まれ。
幼いころ、母に連れられていつも買っていた、青山「ドンク」の
フランスパンの味が忘れられず、ブーランジェを夢見る。
明治学院大学卒業後、横浜「パティスリー・モンシェリー」に入り、
お菓子の基礎を叩き込まれ、その後何ヶ月か渡仏。
帰国後、日本で本格的なフランスパンを広めたことで知られる
フランス人、フィリップ・ビゴ氏の店 「ビゴの店」に入社。
1984年、「ビゴの店」東京1号店(プランタン銀座内、
ドゥ−スフランス)のオープンと同時にシェフ兼店長となる。
1989年、(株)ビゴ東京を設立して独立すると同時に
「ビゴの店・鷺沼店」(川崎市)をオープン。
この頃、帝国ホテルの金林氏、ドンクの仁瓶氏、
ブロートハイムの明石氏と出会う。
1998年、田園調布に「エスプリ・ド・ビゴ」オープン。
住宅地で朝からゆっくりカフェが飲め、夜はパンをつまみに
酒が飲める店として、 新しい食スタイルを提案。注目を浴びる。
2000年、横浜港南台の高島屋1階に「トントン・ビゴ」オープン。
パン、ケーキ、カフェ、グロッサリーを併設したブティックを展開。
パンを核に、フランス国内を自らの運転で走り回って10余年。
日仏のパン、菓子、レストランのシェフ達との交流は広い。
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